Case: TRAMPA

6月12日に予定されている、米朝首脳会談。アメリカ側は『北朝鮮への不信感』という理由で一度中止を発表したものの、その後金正恩党委員長の側近が親書を携えて訪米したことから、当初のスケジュール通り開催される見通しとなりました。

そんな情勢を上手くプロモーションに活用したのが、シンガポールのIKEA。Facebookにこんな投稿をアップしました。

自然素材を使ったドアマット“TRAMPA(トランパ)”の画像には『For entrances and (unexpected exits)』(入り口と予想外の退出に)というタグラインが添えられています。これは軍事的衝突を回避する手段として注目されていた会談の実施を二転三転させた、トランプ大統領を揶揄したもの。

さらに『We know it’s a ‘yuuuge’ commitment to decide on a door mat, but we’re 99.9% sure this is one anti-slip option that never pulls out.(ドアマットを選ぶのは大切なことですが、この製品のすべり止め効果がなくなることは99.9%ないと、私たちは確信しています。)』と、トランプ政権が見せる対北朝鮮政策の不安な先行きを、滑り止め加工をきちんと施し安定感抜群のドアマットと比較しつつチクリと批判。

ちなみにこのプロモーションには、アメリカ・北朝鮮などといった直接的なキーワードは一切ありませんが、『トランパ』という製品名に加え、トランプ大統領がよく使う言葉「yuge」(huge=大きい、という単語の『h』を抜いて発音したもの)を用いているので、誰のことを指しているのかは一目瞭然。

IKEAのシニカルかつユーモア溢れる投稿に、ユーザーからは「最高!」「これ考えた人天才」「IKEA大好き」などといったコメントが寄せられています。