Case: #tvblackout

サムスンがイギリスで実施した、テレビブランド「QLED TV」(量子ドットを使ったテレビ)のCMをご紹介。

TV Blackout tease from St Marks Studios on Vimeo.

このテレビCMはいきなりノイズ状態になるところから始まります。つまり、テレビの視聴者へ一瞬「テレビが壊れた…?」という錯覚をもたらす表現になっています。

続いて画面は真っ暗に。

すぐさま「THIS IS THE END(もう終わり)」、「NO MORE BLANK SCREENS(ブランクの画面はもうごめんだ)」というメッセージが現れ、そして商品名へと切り替わってCMは終了します。

QLED TVは、放送を観ていない時の画面が“真っ黒”ではなく、アンビエントモードという壁紙やスクリーンセーバーのような画面にすることができる点が特徴。「ブランクの画面はもうごめんだ」というこのCMメッセージを通して、その機能を訴求しています。

他社の有機ELテレビなどで懸念されている“画面の焼けつき”の心配がない点や、下記の写真のように部屋の光景に同化できるという点がメリット。またイギリス国内の60%の人が、“黒くて大きなテレビ画面が部屋を圧迫したり、目立ち過ぎたりすると認識している”という調査結果もあったといいます。

(Photo by SAMSUNG)

本CMはテレビだけでなく、ロンドン・ピカデリーサーカスの屋外広告でも流されたといいます。


このCMは、10日間・18チャンネルで計221回OA、推定4,900万人の視聴者にリーチ。テレビを消している時の“真っ黒な画面”という、既存の“当たり前”を壊していこうという姿勢を示したテレビのテレビCMでした。