Case: The Auction

イタリアのセリエAに所属するクラブチーム『Udinese Calcio』のスポンサーを務めるルーマニアの自動車メーカー・Daciaが、ファンのために特別なオークションを実施しました。

個人が出品するオークションでは、サッカーグッズ、特に型落ちした旧デザインのユニフォームが多く売りに出されていること、そしてそれらはかなり安い値段で取引されていることに着目した同社は、出品されていた11着の古着のユニフォームを集め、選手がそれを着用して試合に出場するというイベントを考案。

それらのユニフォームを『選手が実際にゲームで着たアイテム』として、新たにオークションにかけることにしたのです。

それぞれ違うデザインのユニフォームで試合に臨むスターティングメンバ―。

オークションは試合中に開催され、ファンやサポーターがスマホを使ってリアルタイムに入札するシステムにしたところ、選手の活躍に応じて値段が急騰。通常であれば15ユーロ前後で値段がつく品に対し、一番高いものでなんと1,700ユーロ(約22万円)で落札されたそう。

売り上げ金額はもちろん、元の所有者へ。

“ピッチに立つ11人全員が違うデザインのユニフォームを着る”という斬新な取り組みは、ファンとクラブチームの新しい関わり方だとして、BBCやESPNなどで高く評価されたということです。