Case: Give Bag

環境に配慮し、近年ドイツではビニール袋の利用を減らす取組みが進んでいます。しかしエコバッグの使用に切り替えたとしても、消費者がそのバッグに飽きてしまったり、面倒で使用しなくなってしまっては、結局はエコバッグもゴミとなってしまいます。

そこに着目したドイツのスーパーマーケット・PENNYは、“使えば使うほどお得”なエコバッグを発売しました。このエコバッグを使って買い物をすれば、10セントが戻ってくる(割引になる)上に、地元の社会福祉組織に10セントが寄付されるという仕組みを整えたのです。

エコバッグは二週間で60,000枚を売り上げ。このバッグの使用により消費者はトータルで70,000ユーロ(約896万円)分お得に、かつ地元の組織には70,000ユーロの寄付を実現。710,000枚相当のビニール袋を減らすことができました。

メディアにも数多く報道されるとともに、議会でもこのバッグが注目を集め話題になったといいます。

消費者にとって経済的な便益を提供するとともに、“自分はよいこと(寄付)を行っているという”心理的な便益を同時に満たす、消費者インサイトを突くソーシャルプロモーションでした。