Case: From the streets to high street.

アパレルの新作といえばファッションショーや、市街地の店舗で大々的に発表されるのが一般的ですが、今回フランスのNikeはAir Max 270のスニーカーを、パリ近郊の“ストリート”でお披露目しました。

グラン・パリと呼ばれる近郊エリアで育った俳優とラッパーの協力のもと、その地域にあるアパートの入り口を使ってAir Max 270の“質素”な特設ストアを開店。ここからグラン・パリに住んでいる若者たちが、いち早くAir Max 270を手に入れられる機会を提供しました。

また、この地域ならではのAir Maxのデザイン案を新たに募集し、グランプリのデザインは来年商品化されることも決定しました。この特設ストアには2日で4,000人が来場、アイデア募集には2,300の応募があったといいます。

この特設ストアをきっかけに商品がネットで話題になり、1億8100万リーチ、26万5000エンゲージメントを記録。そして、ファッションコレクションでも着用されるとともに、大々的なナショナルキャンペーンにはグラン・パリの若者がクリエイティブに起用されました。

通常は大きな話題になってから各地域の店舗で発売されていくところを、今回はストリートの質素な場所を起点にして、Webでの話題化、コレクションでの披露と“真逆のコミュニケーション”を図った取組みでした。

本施策の結果、パリ全域で話題になり、発売後2ヶ月で30,000足が完売となったといいます。