Case: World Cup Draw Hijack 2018

多くのサッカーファンが注目するワールドカップの組み合わせ抽選会。今年2018年大会はロシアでの開催ということで、フォルクスワーゲンはロシアの地で、サッカーファンたちと一緒に盛り上がる機会を創出したいと考えました。

しかしフォルクスワーゲンロシアは、ワールドカップのオフィシャルスポンサーではなく、「ワールドカップ」と明記しての広告活動ができない縛りがありました。

そこで考えられたのが、ロシアの大手スポーツメディアに出稿した以下のクリエイティブです。

ロシア国旗柄のカツラをかぶったサッカーサポーター(と思わしき男性)が自動車の運転席に座っている表現。

このクリエイティブを始まりとして、“ワールドカップの組み合わせ抽選会の中継とリアルタイム”で、ロシア代表と同組になる国のサポーターが自動車の助手席や後部座席に増えていくという仕掛けです。

例えばウルグアイが同組に決まると、助手席にウルグアイサポーターが現われます。スポーツメディアを閲覧しているユーザーにとっては、ワールドカップと表記しなくとも「これはワールドカップの組み合わせ抽選だな」と想起できますね。

最終的にはエジプト、サウジアラビアも同組になり、後部座席に両国のサポーターの姿が現われました。

このバナー広告制作にあたり、リアルタイムで更新できるソフトウェアを特別に用意。事前に全出場国のファンの画像を撮影するとともに、W杯に出場する32ヶ国のすべての組み合わせを想定し、“ロシア代表がどのようなグループ分けになったとしても対応できる”ように準備を整えていたといいます。

予選の組み合わせが気になるサポーターのネットでの盛り上がりを創出したこの広告は、2日間で550万以上のインプレッション、4万以上のクリックという大きな成果を残したそうです。

VW DrawHijack from Artiom Gelvez Kostenko on Vimeo.