Case: Cover That Adopt

ペルーの児童向け文具メーカー・Standfordが、野良犬救済のために打ち出した施策をご紹介。

ペルーでは、“およそ600万頭もの犬や猫などのペットが捨てられており、そのほとんどは飼い主から虐待を受けていた”という調査結果がありました。

そんな状況を憂慮したStandfordは、文具を使っている子供達の世代が“この現状を変え、将来は動物を大事にしてくれる人”に成長してくれるようにと願い込めて、発売している一部学習ノートの表紙やページ内で使用される犬の写真を“飼い主のいない野良犬の写真”に差し替えました。

スタジオを準備し、カメラマンによる本格的な撮影が行われました。毎日目にする文具を通して、子供達に野良犬の存在を知ってもらおうとしたのです。また、それらのノートの収益の一部は野良犬の保護施設に寄付されました。

本取り組みはノートを手にする子供たちだけでなく、大人世代も反応し、600万以上にリーチ、5万シェアと大勢に届き、特注ノートは完売となりました。メディアでも数多く取り上げられ、広告換算で10万USドル(約1,096万円)以上に達し、大きな成果をあげることができたといいます。

野良犬保護のために学習ノートの“犬”の写真を差し替えるという着眼点の鋭いCSRプロジェクトでした。