Case: The True Miss

日本を含め、世界各地で行われているミスコンテスト。水着などを着て容姿を競うという点が女性蔑視につながるとして、かねてより問題視する声が上がっています。

実際南米のチリでは、女性のおよそ半数近くが自分の容姿にプレッシャーを感じていると答えたそうで、これを問題視した同国の新聞社・El Ciudadanoは、このような人々の意識を変えるべくキャンペーンを打ち出しました。

同社が行ったのは『The True Miss』と題したミスコンテスト。ラジオとFaceboo Liveでリアルタイムに放送されたこのイベントは、通常のミスコンと異なり、参加者の姿が公開されていません。

これはコンテストの主旨が『容姿ではなく内面の美しさを競う』内容となっているためで、司会者は「あなたにとって美とはなんですか?」「女性に対する暴力について、どう思う?」「あなたを幸せな気分にするものは?」などといった、参加者の意見や考え方を問う質問を投げかけます。

その受け答えによって、最終的に選ばれた女性こそが、“本当に美しい人”だと認められるのです。

1時間に及ぶライブ配信は、各種メディアで紹介されて大きな注目を集めたほか、企画に賛同するたくさんのコメントが寄せられたといいます。

世の女性と、彼女たちを取り巻く社会に向けて『世間が求める美の理想像に囚われることなく、自分自身を見つめ、自己肯定感を高く持ってほしい』と呼びかけた本施策。女性に限らず、男性・子供・マイノリティーなど、全ての人にあてはまる理念なのではないかと思いました。


#LVM from Agustin Speroni on Vimeo.