Case: The Uncensored Playlist

世界には、報道の自由が規制されている国や地域がたくさんあり、メディア統制や検閲、ジャーナリストの弾劾によって、国民の知る権利は著しく侵害されています。

当局にとって不都合な情報は、世に出ることなく消し去られてしまうという状況に対し、言論・報道の自由の擁護などを主な目的として活動する非政府組織・Reporters Without Borders(国境なき記者団)のドイツ支部は、斬新な方法でジャーナリストの声を届けるプロジェクト『The Uncensored Playlist』を立ち上げました。

国境なき記者団とアムネスティ・インターナショナルが3月12日に制定した『世界反サイバー検閲デー』に合わせてローンチした『The Uncensored Playlist』には、10曲の歌が公開されています。

これは、中国・ベトナム・ウズベキスタン・タイ・エジプトといった、とりわけ検閲が厳しいとされる国から5人のジャーナリストを招き、削除されてしまった彼らの記事を歌にして人々に届けようという試み。Spotify、Apple Music、Deezerの3つの音楽ストリーミングサービスを利用することで、当局の監視をかいくぐる狙いです。

ポップなメロディーに乗せて流れるのは、報道の自由そして知る権利を抑えつけることはできない…とのメッセージ。時に身の危険を冒しながらも、真実を追い求め続けるジャーナリストたちの願いが込められています。

国境なき記者団はこれらの曲を広くシェアし、情報統制に対する戦いに参加するよう、人々に呼びかけています。