Case: Credit X

トルコの銀行・DenizBankが昨年のiPhone X発売に合わせて、iPhone X購入者向けのローン、その名も「Credit X」をリリースしました。

そのローンチに合わせてユニークなYouTubeプレロール広告を実施し、大きな成果を収めました。

Credit X Case Study from FCB RAM on Vimeo.

今回制作された広告は、ある男性YouTuberがiPhone Xの箱を開ける、いわゆる“開封の儀”の模様を描くという内容。

ポイントは、その箱の中から“旧式のモデルが出てきてYouTuberががっかりしてしまう”という点です。

実はこの広告、YouTubeのDevice Targeted Adsを活用しており、映像を視聴しているユーザーが使用している端末に対応した機種が映像内でも表示されるという仕掛けになっているのです。例えば「iPhone 5s」でプレロール広告を視聴しているユーザーには、映像内の箱の中から「iPhone 5s」が出てくるといった具合です。

iPhoneの6つのモデル、Galaxyの11つのモデル、計18つの旧式モデルの数に対応したバリエーションの広告映像が用意されていました。

この広告を実施した結果、わずか2週間足らずで「Credit X」ローンへの申し込み21,000件以上、うち同銀行への新規登録は6,500件になりました。ローンの金額は200万ドル相当(約2.1億円)と多くの申し込みを集めることに成功したといいます。

視聴する“ユーザー自身が使っている端末”が広告内に出てくるというギミックにより、「自分もこの古い端末を使っているし、買い換えようかな…」と思わせることに繋げた、視点の鋭いプレロール広告でした。