Case: Mold

東欧で最大級のマーケティング系イベント・Ukrainian Marketing Forumが、広告業界人・マーケッターをターゲットとして斬新な広告を掲示しました。

広告の狙いは、“本イベントがマーケティング業界に関連する知識を年に1回大きくアップデートする場である”という開催の趣旨と、“一部の人は直近の業界動向を無視して、アカデミックな知識に頼っている”という点に警鐘を鳴らすことです。

そのために同団体が活用したのが、近代マーケティングの象徴の一つともいえる“フィリップ・コトラー氏の著書”です。

今回、広告クリエイティブ用に特注で制作したコトラー氏の“書籍(もどき)”を水で濡らし、その表面に大量の雑菌を付着させていきます。

そのあと、ショッピングモール内にある広告ディスプレイ枠の中にその書籍を入れて、広告クリエイティブとして掲示します。

このクリエイティブ(コトラー著書のマーケティング本)は、雑菌により日が経つにつれて徐々にカビが増えていき、表面を覆っていきます。

目を惹く表現に、大勢の人々が広告の前で足を止めて見入っていたようです。

この広告により「イベントに来場して自らの頭の中をアップデートしないと、カビが生えたように使い物にならなくなりますよ」というメッセージを示唆しているようです。

マーケッターの危機感をあおる(!?)インパクト抜群な広告でした。