Case: Kids For Privacy

4月はアメリカでは全国児童虐待防止月間。この月に合わせ、子供の権利や犯罪防止について啓蒙を行う非営利組織のChild Rescue Coalitionは、特に子を持つ親を対象にして“子供のプライバシー”に関する新たな気付きと理解を促す施策を発表しました。

とある調査によると、子供が5歳になるまでに親はおおよそ1,500枚程度の写真をSNSに投稿しているといいます。その中には「トイレの最中」「バスタイム」「用を足している様子」「水着姿」など、「小さな子供だから」と、特に警戒せぬまま子供の肌が露出している状態を投稿してしまうケースも見受けられます。

また89%の親が、SNSのプライバシー設定を1年の間特にチェックせぬまま過ごしているそうです。

このような親の意識により、2歳までに90%以上の子供がSNSで晒されてしまっていると同組織は説明しています。

一旦デジタル空間に公開されてしまえば、どこで誰がどう見て、どう使うかはコントロールが効かなくなります…

そこに危機感を持ったChild Rescue Coalitionは、よく使われる「子供のバスタイム」「ビキニの子供」「裸の子供」といったハッシュタグをピックアップ。

通常それらのハッシュタグでは、当然のことながら子供の「トイレの最中」「バスタイム」「用を足している様子」「水着姿」といった写真が投稿されるものですが、同団体は、そういった写真の代わりに“「Privacy Please!」というサインを持った写真を投稿してください”という呼びかけを始めたのです。

スタートして間もない当施策。まだ「Privacy Please!」のサインの投稿で埋め尽くされているほどではないようですが、SNSでこのムーブメントが広がっていくかもしれませんね。