Case: Data in Dollars

アメリカで昨年サーピス開始となったばかりの携帯電話キャリア・Xfinity Mobile。自社のプランを「Designed to save you money(節約できるように設定しました)」と表現しているように、“お得感”を訴求しています。また、Wi-Fiスポットを多数設置し、契約者がモバイルデータ通信を極力避けることができるようになっています。

このXfinity Mobileが、「データ通信だと、モバイルで動画を見る際にどれほどのお金を費やしているか」を分かりやすく示すことを目的として、6秒間のYouTubeプレロール広告を出稿しました。

具体的にはプレロール広告の6秒の間に、「次に再生する動画を視聴することで、他社キャリアを使った場合、いくらの料金に相当するデータ通信を行っているか」を示すというものです。

例えば、メイク動画を見ようと思っているユーザーに対して、「次に再生するメイクのチュートリアル動画のデータ量は1.57ドルかかりますよ。Xfinity Mobileに変えて節約しましょう」というナレーションのプレロール広告を登場させました。

他にもユーザーが閲覧しようとする様々なジャンルの動画に対応できるよう、複数のプレロール広告が作られました。

例えば…「次のバスケットボールのハイライト動画のデータ量は1.31ドルかかりますよ」…

「次のガジェットレビュー動画のデータ量は1.06ドルかかりますよ」…

「次の映画予告動画のデータ量は17セントかかりますよ」…

「次のミュージックビデオのデータ量は36セントかかりますよ」などなど。

映像では、“バスケットボールの広告に登場する選手が、その料金に驚いてダンクを外したり”、“映画予告動画の出演者が「それは高い」というセリフを話したりする”など、細かいギミックも効いています。なおこれらの金額は、他社キャリアで類似ジャンルの動画を視聴したときの平均的な数値を算出したとのこと。

映像視聴時にデータ通信量がかかるという点は認識しているものですが、“次に視聴する動画がいくらかかるか”をYouTubeプレロール広告で示すというシーンを巧みにとらえた動画広告でした。