Case: #Avocard

イギリスの鉄道事業者・Virgin Trainsが“アボカドを持ってくれば運賃を割引する”という何とも奇抜な企画を打ち出しました。キャンペーンの名前は「#Avocard」。

この試みの背景には同社がツイートした「ミレニアルカードを持っていない?心配しないで!」という一文にあります。


ここでいう「ミレニアルカード」とは、他の鉄道会社であるNational Rail(旧国鉄が民営化した会社)が発売したもの。その名前の通りミレニアル世代を対象にしており、26-30歳を対象に、30ポンドを払ってこのカードを購入すると、一年間運賃が3分の1減額されるという仕組みです。

しかしこのお得なカードはすでに売り切れ。販売期間中も購入用のWebサイトはなかなかアクセスができなかったそうで、手に入れたいと思っても手に入れられなかった若者が大勢いたといいます。

今回Virgin Trainsが打ち出した「#Avocard」はいわばその救済措置と言えるもので、一週間限定で、26-30歳が“ミレニアル世代に支持されている代表的な食材”であるアボカドを持ってVirgin Trainsの切符を買えば、「ミレニアルカード」と同様、運賃が3分の1減額されるという企画です。

機転を利かせたSNS受けの良さそうな企画ですが、実際Twitterでは若者たちとこんな会話を繰り広げています。


「これ(アボカド風の菓子)でもいい?」
→「本物が必要です」

「ジョーク?」
→「いえ、本当です。ミレニアルカードを手に入れられなかった人を助けたい」

世の中の動きに即座に反応しながら、ミレニアル世代にユーモラスに寄り添うPR施策でした。

(via #Avocard)