Case: #BruisesCanBeGood

インドのリーボックは、3月8日の国際女性デーに合わせて、同国内における“女性に対するDVの現状とその対策法”について正しく認識してもらうための啓発イベントを行い、その模様をYouTubeで公開しました。

ある調査によると、インド人女性の3人に1人は15歳以来、様々な形態の家庭内暴力を受けているといいます。

イベント会場には男女複数名が集まります。
そこに突如、体全体に打撲傷を負った女性が現れます。参加者らは「なぜその傷があるのか?」を回答するよう求められます。

痛々しい彼女の姿を見て唖然としながらも参加者からは、「家族による虐待」「セクハラ」「酷い事故」「自傷」など、さまざまな答えが返ってきます。

そんな中、打撲傷を負った女性はその場でファイティングポーズをとり、すぐさま勇ましくパンチとキックを空中に繰り出します。

ファイティングポーズを崩さない彼女。
映像についたナレーションで、「私の弱さではなく、強さを見せてあげる」、「どんな敵にも負けない私の力を証明する」と彼女の心の声が語られます。

その姿を見た参加した男女からは、「私のような女性にとってインスピレーションを与えてくれた」「彼女に敬意を表する」といった感想が述べられます。

リーボックはこの動画を公開することで、「自己防衛の授業を女子学生の必修科目にすること」を訴えています。署名サイトChange.orgを通しても必要な改革を呼び掛けています。

同社マーケティング担当者は「社会における“傷”や“女性”に対する視点を少し変えること」を目指し、“傷”というものを、「挑戦に向き合うことができる体力とメンタルタフネスを示す象徴として称える」と定義。身体的、精神的、社会的に“戦うことができる”のが女性であるとしています。

彼女たちをただ暴力を受ける存在としてではなく、強さを備えた存在として女性に対する世の中の見方を変えていくことを目指しているのです。本動画は、公開から約一週間で500万回超再生され反響を呼んでいます。