Case: #AMGgrowl

メルセデス・ベンツのスポーツ・レース系ブランドであるMercedes-AMG。昨年50周年を迎え、日本でも記念イベントなどが実施されました。一方、南アフリカではFacebook動画をフル活用した施策が行われて話題を集めました。

こちらはブランドの公式Facebookページで公開された動画。同車の“エンジン音”がフィーチャーされています。

ここまでは一般的なプロモーションですが、ほぼ同時期にエンタメメディアのFacebookページで公開された動画が話題を呼びます。

公式動画の約10倍の再生数を記録したのですが、その内容は警察官が「この(エンジンの)音が好きなんだ。もっともっと。ワーオワーオ」と、AMGのエンジン音に盛り上がっている様子が収められているのです。

「警察官がエンジン音に反応」という意外性のある内容から、現地ラジオやWebメディアで広く拡散。

この動画を皮切りに様々なメディアのFacebookページで、“AMGのエンジン音をフィーチャーした動画”が同時多発的に投稿されます。

例えば、とある分散型メディアの公式ページで投稿されたのは「隣の車線を通過するAMGのエンジン音に興奮している」動画…といった具合です。

いずれもスマホでユーザーが撮影したかのような縦型動画だったことから、“企業広告感”が非常に薄くなっています。これらを閲覧した一般のユーザーも、“エンジン音”をフィーチャーした動画をパロディーして投稿するように(一種の大喜利状態)なり、更なる盛り上がりが創出されました。

結果、数々の動画を累計すると800万再生、11万のコメントが寄せられ、かつそれらには一切自社のブランドロゴが出ていないという点が成果として伝えられています。

AMG Growls from Steve on Vimeo.

ソーシャルにおけるゲリラ戦法でブランド50周年の盛り上がりを演出したデジタルプロモーションでした。