Case: Sound Changes Everything

聴覚障害を持つ人々のサポート活動を行うイスラエルの非営利団体・Bekolによる、聴力検査を促す啓発キャンペーン。Facebookのインフィード広告(タイムラインに表示される広告)を利用しています。

制作された動画は3種類。

まずは青く澄んだ海で、サーフィンを楽しむ女性と、安らかな笑顔を浮かべすやすやと眠る女の子の髪を優しく撫でる女性の手。

どちらもごく普通の短いクリップなのですが、大きなテロップで『If you’ve turned on the sound and this video still looks fun to you, you’d better get your hearing checked.(サウンドをオンにしても、楽しい映像に思えたなら、聴力検査をした方がいいかもしれません)』と表示されています。

実はこれら2つの映像には、これから悪いことが起こりそうな不気味なBGMが流れており、もしも音声をオンにしてもこの音楽が聞こえず、映像と音楽の違和感に気づくことができなければ、聴力の低下が懸念されることを訴えたというわけです。

そしてもう1本は、薄暗い森の中を女性が何者かに追われるように走っているシーン。しかしBGMでは明るい感じの音楽が流れ、まるで恋人が後ろからビデオカメラを回してガールフレンドの姿を撮影しているようです。

こちらも『音声を聞いても怖いシーンだと思う人は、聴力検査を受けましょう』と促す内容となっています。

音声情報があるかないかの違いで、人は全く異なる認識をするのだということを指摘したキャンペーン。それほどまでに大切な聴覚を失わないように、Bekolでは定期的な健診の受診を勧めています。