Case: Safety Code

世界各国で問題となっている、運転中の“ながらスマホ”。ちらっと見るだけなら大丈夫と考える人が多いようですが、わずか数秒前方から目を離しただけで、交通事故のリスクが300%も増加する、非常に危険な行為です。

それにもかかわらず、なんと10人中8人のドライバーが『運転しながらスマホを使っている』と答えた調査結果も出ているそうで、危険だと分かっていても、つい気を取られてしまう現状があるよう。

そこで抜本的な対策に乗り出したのが、スウェーデンのアウディ。ドライバーのモラルに訴えかけるのではなく、“半ば強制的にスマホでネットサーフィンをしづらくする”というアイディアを考案しました。

同社が公開したこちらのHTMLソースコード。白い四角で囲まれた部分をHPのソースに書き込むと、そのサイトを見ているユーザーがどれくらいのスピードで動いているかをGPS機能を使って自動的に測定します。

時速20キロ以上で移動している場合には『運転中ではありませんか?』というメッセージが表示され、下の方にある『運転していません』というボタンをタップするまでそのページを見ることができない仕組みとなっているのです。

コードは誰でも無料で使用することが可能で、アウディはひとりでも多くのサイト運営者にこのコードを使うよう促しています。仮に全てのサイトでこのスクリプトが実行されれば、運転中のながらスマホを劇的に減少させることができるかもしれませんね。

車の安全性能を高める様々な技術を通じて、より安全なドライビングを目指すアウディ。自分の、そして周りの命を守るため、ドライバーの安全運転をユニークな角度から推進する取組みでした。