Case: Aurora’s Story

アメリカ・シアトルにあるコンサルティングファーム・Millimanと、女性や多様なジェンダーの人々がプログラミングを習得できるカルチャースクール・Ada Developers Academyが手がけたWeb動画をご紹介。

このAda Developers Academyに通い、ソフトウェアエンジニアとしてMillimanへ就職することになった34歳女性 オーロラ・アンダーソン氏がこのムービーの主役。

「大学を卒業したあと(新卒では)ソフトウェア企業に就職しました」「それは本当に望んでいたことです」と語るところから始まるストーリー。しかしその部署では2名しか女性がいなかったことや、子供が生まれたことでキャリアチェンジをしたことが語られます。

しかし一旦離れたとしてもアプリケーション開発は常に彼女の夢。アンダーソン氏は、女性や多様なジェンダーの人々がプログラミングを習得できるカルチャースクールAda Developers Academyに応募することにしました。

「私が最初にそう決めた時、子供たちから離れることを選んだのは悪い母親だと思ったので、他の人にそのことを伝える方法を知らなかった」と彼女は言います。ただ「すぐに、これが私にとって正しい道だと感じたことにより変わっていきました」と続けます。

スクールのスタッフもこのムービーに登場し、男性の多い「男社会」のプログラム業界にとっても、ダイバーシティがプロダクトを生み出すにあたっても有用であることや、600人の応募者が48人に絞り込まれ、11ヶ月に及ぶプログラムにコミットすることなどが語られていきます。

映像の後半では、ポートランドにある自宅の様子も映されます。スクール自体は173マイルほど離れたシアトルにあるため、アンダーソン氏は月曜から金曜の間家を空けなければいけません。家族に見送られている様子や「ここ6ヶ月で25回行き来している」と語っている様子が描かれます。離れ離れになる子供のことを語る際には、涙ぐむ様子も。

そして数々の卒業生の様子や、スクールでの様子が描かれるとともに、アンダーソン氏は(業界が)「ダイバーシティに関連する問題に意識を高めていくべき時期です」「私はその一部になり、(その動きに)貢献することができて嬉しいです」と語り、ムービーは終了。

この動画は、子供のいる女性が新たなチャレンジをする様子や、男性の多い業界に応募したいと思い準備をする様子、その時に感じた希望・悩みについてスポットを当てることで、同じような境遇にある人の自社への応募やスクール受講を訴求しているのです。

自社の社員を3分54秒という長尺ドキュメンタリーで追ったこのムービー。同じような境遇の志願者にとっても「応募してみたい」と思える一つのきっかけとなるかもしれません。