Case: Badge of Honor

今年、中国のNIKEがプロデュ―スした“漫画付き絆創膏”。同国では多くの親が『怪我をするから』『勉強の妨げになるから』と、子供にスポーツをさせることに消極的だそうで、NIKEは身体を動かす機会のない子供たちのために、短編漫画とセットになった絆創膏を制作しました。

全部で4種類ある漫画は、どれも主人公が全力でスポーツをプレーし、途中で怪我をしてしまうものの、絆創膏を貼って最後はハッピーエンドで終わるというストーリーで、『もしスポーツで怪我をしたら、一生懸命プレーした“勲章”としてこの絆創膏を貼りましょう。』というメッセージが込められています。

今回NIKEは、子供たちに『仲間と競い合いながらスポーツするのは楽しいことだ』ということを実感してもらうため、11月20日の世界こどもの日に合わせて子供向けのランニングイベントを開催。

それに先立ち、前述の絆創膏にデザインしたキャラクターをモチーフにしたアニメーションや、メッセンジャーアプリで作れるアバター、写真フィルターなどのデジタルコンテンツをリリースしました。

さらにマラソンのゴール地点に漫画つき絆創膏のガチャガチャを用意したほか、街中にあるショッピングモール、公園といった、大勢の家族連れが集まる場所にも設置したところ、1週間で170万人もがこれらの場所を訪れたといいます。

デジタル施策に関しても、Webアニメの視聴回数は1,400万回、モーションアバターは2,800万回も使われるなど、非常に好評だったとのこと。

絆創膏というグッズを起点に、ガチャガチャ、屋外イベント、そしてスマホ向けコンテンツの制作といった多角的なアプローチにより、子供たちにワクワクする体験を提供したキャンペーンでした。