Case: Up-upgrade to Motorola

数週間前、Galaxyブランドのスマートフォン端末を展開するサムスンが、競合である“iPhoneの10年の歴史を振り返る”という挑戦的なCMをリリースし、話題となりました。

YouTubeでも2,300万回以上再生されたこのCMは、10年間iPhoneを使い続けた男性が、恋人が持つサムスンのスマホを見て、ストレージ容量、ペン入力、防水機能など常に一歩先を行くGalaxyにアップグレード(=機種変更)するという内容。最後は、iPhone Xを購入するためにアップルストアの前に並んでいる人たちを横目に、颯爽と通り過ぎて行くシーンで終わります。

そして今回ご紹介するのは、モトローラが前述のCMに便乗して制作した、こちらのプロモーションムービー。タイトルは『Up-upgrade』。

実はこの動画、サムスンによる作品の続編のように作られており、Galaxyを手に入れた主人公の“その後”が描かれています。

アップルストアを通り過ぎ、家へ帰った男性。ガールフレンドと撮った画像を新しいスマホで見て、ご満悦の様子です。

ところがそんな彼の目の前に彼女が出したのは、モトローラの最新機種・Moto Z2。さらにスマホの外付けモジュール『Moto Mods』を装着し、プロジェクター機能を使って、保存した動画を自宅の壁に映し出したのです。

これには男性も唖然。せっかく買い換えたGalaxyも、もはや残念な代物に思えてしまったところで、ラストは『Up-upgrade to Motorola』と、モトローラへ“さらなるアップグレードしましょう”とコミュニケートして映像は終了。

Moto Modsは、スマートフォンにマグネットで取り付けることができる拡張アクセサリーで、映像で紹介されているプロジェクターのほか、360°カメラやスピーカー、ゲームコントローラーなど、スマホの可能性を広げるツールです。

サムスンが制作した反iPhoneのCMとまったく同じやり方で、今度はモトローラがサムスンをディスるという、これまた強烈なCM。サムスンとアップルの対決に、こんな形で参戦してくるとは誰も想像しなかったと思いますが、それにしてもフットワークの良さと切り返しのセンスが憎らしく感じます。