Case: BeatBot

8月にリオデジャネイロ・オリンピックを控え、スポーツブランドのPUMA(プーマ)が実施したアンビエント施策をご紹介。日々訓練に取り組むアスリートおよび、スポーツに励むすべての人々と、ブランドとの関与を深めるために実施されたアイディアです。

通常、アスリート、特にタイムを競う競技に取り組む陸上選手は、自らの日々のパフォーマンスを時計やウェアラブル端末で計測します。全速力で走ったその後に、自分の実力を見つめるという孤独な戦いです。

そんな中PUMAは、「大勢の人が“そばにいる、目の前にいる、誰かと競ってトレーニングに励む”とき、より速く走ることができる」という観点から、ランナーのパフォーマンスを向上させるためのガジェット、「PUMA BeatBot」を生み出しました。

ランナーと一緒にレースをしてくれるこのガジェット。ラインに沿って走行し、ランナーを一段高いレベルへと促していきます。

ランナーが事前に行う必要があるのは、専用アプリで「(これから)走行する距離」と「理想タイム」を入力し、自分の隣のレーンにBeatBotを配置するだけ。

自分やライバルのベストタイムと競争するもよし、はたまた100メートル世界記録保持者ウサイン・ボルト選手(プーマがスポンサー)のタイムを設定することもできます。

ボルト選手も「このロボットいいね!」とすっかり気に入った様子。

NASAのロボット工学エンジニアやMITの専門家が開発に参加したというこのBeatBot。ボルト選手をサポートするためにPUMAが開発したもので、現在のところ費用が高額なPUMAがサポートするランナー限定で提供されるとのことです。

テクノロジーの力を使って、アスリートおよびスポーツに励む人々との結びつきを深めようとするプーマのユニークなプロジェクトでした。