Case: The Nextdoor Hello

“都会暮らしの近所付き合い”が希薄になってしまっているのは、日本だけでなく、イタリアでも同じようです。今回は、一杯のコーヒーで隣近所の壁を取り払い、最もそばで暮らす人たちとの交流を推進することを手助けした、ネスカフェのプロジェクトをご紹介します。

プロジェクトの舞台となったのは、ミラノにあるこちらのマンション。

エレベーター内の様子を覗いてみると、同じマンションの住民であるにも関わらず挨拶もままならいようで、とてもいいご近所付き合いができているようには見えません。最も近くに住んでいる人が、最も遠い存在であることはよくあることかもしれません。

そこで、ネスカフェが一夜にして作り上げたのが、各住戸のバルコニーを結んだこちらのコーヒーテーブル。

テーブルの上にはコーヒーポットが用意されており、コーヒーに目をやると自ずとお隣さんに目を向けることになります。

コーヒー珍しさにバルコニーに出ますが、お隣さんと目を合わせるのが何とも気まずそうな人もいます。

しかし、コーヒーを手にすると、同じようにコーヒーに手を伸ばした隣人と、自然に挨拶を交わし、「一緒にコーヒーを飲みましょうか。」、「ビスケットはいかがですか?」など初めて(?)の会話が生まれます。

お隣さんの顔を初めてみた人もいたのではないでしょうか。

ご近所付き合いの第一歩はコーヒーから。コーヒーというごく小さなきっかけで対話が生まれ、都会でもマンションでも隣人との豊かなコミュニケーションが生まれることを訴求した“一杯のコーヒー”プロジェクトでした。