Case: Swishy Chug

カリフォルニア発のスムージーチェーン ジャンバ・ジュースをご存知でしょうか。新鮮なフルーツとジュースを使い、ビタミンやプロテインなどをお好みで加えることもできる、いかにもアメリカ人好みの人気店です。

2月18日、このジャンバジュースのとある店舗に、いまイギリスで最も勢いのある女性歌手・アデルが来店するというサプライズがありました。

実はこれ、アメリカの人気トーク番組「Ellen DeGeneres Show(エレンの部屋)」によるドッキリ企画。番組のゲストとして出演したアデルがジャンバ・ジュースを訪れ、耳に着けたイヤフォンでスタジオにいる司会者のエレン・デジェネレスの指示を受けながら店員に話しかけます。

「イギリスにもスムージーと同じようなものがあるんだけど、スウィッシーチャグっていうの。」「ジャガイモとビーツが入っていて、とても人気があるのよ。(実際にはこんなドリンクはありません)」

アデルの意味不明な話に、店員は困惑顔…そしてスタジオは爆笑!

…とここまでは収録の内容ですが、本日ご紹介するのは、このドッキリを仕掛けられたジャンバ・ジュースによる、その後の機転の利いた対応です。番組が放送されるなや否や、なんとエレンが適当に口にした『スウィッシーチャグ』なるジュースの特設サイトをその日のうちに公開。

『イギリスではこんなドリンクが流行中。でもアメリカではやっぱりジャンバジュース!』というキャッチコピーと共に、スウィッシーチャグを作る様子を収めた映像と、店舗で使える割引クーポンを掲載したのです。


またツイッターにもスウィッシーチャグのトピックを立ち上げると、番組の人気と相まって話題騒然。1,200回ものメディア露出、そして34億件ものインプレッションを獲得するなど、非常に大きな注目を集めました。

イタズラ企画を逆手にとって話題作りへと転換し、売り上げを30%も押し上げることに成功した、フットワークの良さが素晴らしいプロモーションでした。

Swishy Chug from Vinny Dearaujo on Vimeo.