Case: The Connected Dog

スマホを使って外出先からエアコンのスイッチを入れて、帰宅前に部屋を暖め(冷やし)たり、テレビの録画予約をしたりと、私たちの生活の中で急速に進む“ワイヤレス化”。

自動車業界にもそのトレンドは広がっており、各社がこぞってインターネットを活用した機能の充実に力を注いでいます。そんな中、オランダのフォルクスワーゲンが、ワイヤレス化をテーマにしたユニークな映像を公開しました。

Volkswagen – The Connected Dog from ACHTUNG! on Vimeo.

『車を遠隔操作できるなら、一緒に暮らす愛犬だってリモートコントロールできちゃうのでは?』という型破りな発想から生まれたこの動画、登場するワンちゃんはGPSと小型スピーカーの内蔵されたヘッドセットを頭に被っています。

飼い主はVWがリリースした専用アプリを入れたスマホで、犬用の玄関ドアを開けたり、飼い犬に「お座り、待て」などの指示を出すことによって、犬たちは自由に、そして安全に外出したり、走り回ることが可能。

また位置情報をリアルタイムで追跡することもできるので、迷子になる心配もありません。仕事が忙しく、なかなか散歩に連れて行ってあげられない時などに活用できそうです。

アプリを使用している男性は「2ヶ月使っているけど、とてもいいよ!」と満足している様子。

もちろんこれは実際に行われいてるサービスではなく、あくまでCM上の演出。私たちの生活の大部分を指1本で済ませることができるのは、確かにとても便利です。

ただその一方で、ペットとの触れ合いや人と人との交流を阻む結果になってしまったとしたら、それは本末転倒ではないでしょうか。フォルクスワーゲンは、加速度的に利便性を追求する風潮に、ユーモラスな視点で警鐘を鳴らしているものと思われます。