Case: AMG Prank

ノルウェーのメルセデス・ベンツが、ハイパワーモデル・AMGのPRのために実施したドッキリプロモーションをご紹介。

仕掛け人となったのは、ジャンプやドリフトを駆使しながら決められたコースを疾走する、ラリークロス競技で世界チャンピオンに輝いた経歴を持つプロドライバー、ペター・ソルベルグ選手。特殊メイクで82歳の老人に扮し、AMGに乗り込みました。

まずは道端に車を停め、ベンツの修理工場に「車の調子がおかしいんだ。」とウソの電話をかけます。

しばらくしてスタッフが到着すると「運転する時に変な音がするから、聞いてみてくれないか」と言って車にのせ、車を発進。

「運転するのは久しぶりで…」と危なげなハンドル操作を続ける老人に、スタッフは不安な表情を隠せません。

その後駐車場に入ると「スピードを出すと音がよく聞こえるんだ」と突如加速し、ドリフト走行を始めたのです。

もちろんこれはソルベルグ選手の巧みなテクニックによるもので、彼にとっては朝飯前なのですが、そうとも知らないスタッフは助手席で凍り付いています。

華麗な技を一通り披露した後で、ようやく種明かし。有名なラリークロス選手だと知ってホッとすると同時に「死ぬかと思った…」と本音がポロリ。

AMGはもともとレース用に設計された車種だというだけあって、その加速力と安定性は素晴らしいものがあります。ドッキリを仕掛けられたエンジニアの人たちには気の毒ですが、ハイレベルなドライビングパフォーマンスを見事なまでに見せつけることに成功した、サプライズプロモーションでした。