Case: In Store Virtual Reality Experience

バーチャルリアリティを気軽に体験することができるツールとして注目を集めているVRヘッドセット。昨今では、小売業界においても、このVRヘッドセットをプロモーションに活用する機会が増加しているといい、ネット通販を指す“e-コマース”ならぬ、VR体験を通した購買活動“v-コマース”との言葉も生まれたとか。

アメリカでは、百貨店チェーンのブルーミングデールズやターゲット、スーパーマーケットチェーンのテスコやウォルマート、ランジェリーブランドのヴィクトリアズ・シークレットなど名だたる小売店がVRヘッドセットを使ったプロモーションを実施していますが、今回は、人気ファッションブランドのトミー・ヒルフィガーが行っている“v-コマース”施策をご紹介します。

トミー・ヒルフィガーが“v-コマース”を行っているのは、ニューヨーク、マンハッタンの5番街にあるブランドの店舗。

ファッションショー会場に見立てたこちらのゾーンに腰掛け、サムスンの「GearVR」ヘッドセットを装着します。

(Image by Tommy Hilfiger)

(Image by Tommy Hilfiger)

(Image by Tommy Hilfiger)

すると、先の2月16日にマンハッタンのPark Avenue Armoryで開催された「2015年秋コレクション」のファッションショーを、まるで最前列で見ているかのようなバーチャルリアリティ体験ができるというのです。

今回、同ブランドはWeMakeVR社に協力を仰いで、独自の360度のバーチャルリアリティ映像を制作しました。最新のファッションに身を包んだファッションモデルが目の前を通り、舞台裏をも垣間見ることができるVR体験は、最先端の“トリック”と言えるかもしれません。

同ブランドは、今後、ロンドン、パリ、ミラノ、アムステルダム、デュッセルドルフ、フィレンツェ、チューリッヒ、モスクワにある各店舗でも同様のVR体験スペースを展開する予定であるといいます。

VRヘッドセットはまさにトレンドであり、トレンドに敏感なファッション業界など小売り産業において、新たなブランド体験を提供するためのツールとしてうってつけのものであると言えます。各社が展開しているVRヘッドセット施策をぜひチェックしてみてください。

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(via Business wire)