Case: Clean air in a box

中国で深刻な問題となっている大気汚染。中でもPM2.5は人の肺の奥深くに入り込み、ぜんそくや気管支炎引などを引き起こします。特に体の小さい子供にとっては、その悪影響は甚大なものであり、早急な対策が必要とされています。

独自の技術によって、車から排出される温室効果ガスを減らす取り組みに力を注ぐフォルクスワーゲンは、中国の大気汚染を少しでも改善し、子供たちの健康を守るための取り組み「Clean Air In A Box」を実施しました。

とある小学校の授業の一環として、フォルクスワーゲンから子供たちに届けられたボックス。中には小型の扇風機、車に使われるエアフィルター、そして丸く穴の開いたタンボールが入っています。

このわずか3つの材料で、自分たちで空気清浄機を作ってしまおうという試みです。

組み立ては段ボールにフィルタをセットし、扇風機の前面に取り付けるだけ。汚染された空気が扇風機によって取り込まれ、フィルタを通ることできれいになるという仕組みです。

教室内におけるPM2.5の数値を、空気清浄機を作る前、そしてしばらく空気清浄機を稼働した後で比べてみると、その差は歴然。

微小粒子状物質であるPM2.5を防ぐ効果のある空気清浄機は高額で、市民にはなかなか手が届きませんし、国による大気汚染への対策も遅々として進んでいません。そんな現状の中、子供たちの健康を守ると同時に、環境保全の大切さを子供たちに教えることに成功した、フォルクスワーゲンによる素晴らしい施策ですね。

同社は、今後この取り組みをさらに中国の他の学校にも広げていく予定だそうです。

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