Case: Employees for Swimsuit Line

主にカジュアルラインを扱う若者に人気のオンラインセレクトショップ・ModClothが、水着コレクションのモデルに自社の社員を採用し、話題を呼んでいます。

黒地に白のドット柄の水着を着用し、カメラの前でポーズをとっているのはスレンダーなスーパーモデル…ではなく、ちょっとぽっちゃり体型の女性たち。これはアメリカで広く読まれているスポーツ雑誌・Sports Illustratedの水着特集の発売時期の少し後に公開された写真です。

毎年発行されるSports Illustratedの水着特集号は、トレンドの水着を旬なモデルたちがセクシーに着こなす人気企画ですが、その最新号で“プラスサイズ(=大きめサイズ)”のモデルを起用したページを掲載。同誌発売開始以来、初の試みとして大きな注目を集めました。

全ての女性に『ありのままの自分に自信を持ってほしい』と願うModClothは、このSports Illustratedによる取り組みに素早く反応。アメリカ人女性の半数以上はサイズ16(=XL)以上だという調査に基づき、“どんな体型の人にも似合う水着”としてキャンペーンを打ち出したという訳です。

今回モデルとして起用されたIngridさん(写真右)は、「私はいわゆるリンゴ体型で、カメラの前に立つのはとても緊張したわ。でもこれまでにない新しい取り組みに挑戦するのはとてもエキサイティングなことだと思ったの。」と話しています。

事実、ボディーラインがはっきりと分かる水着を着用し、レンズに向かってポーズをきめる彼女たちの笑顔は自信に満ち溢れ、輝いています。消費者にとっても、スーパーモデルが完璧に着こなす水着より、今の自分をよりきれいに見せてくれる水着の方が選びやすいと感じる人もいるかもしれません。

ちなみにこのプラスサイズ市場、アメリカで急速に拡大しているそうで、各ブランドが続々と大きいサイズのアイテムを投入しているそうです。『痩せている=美しい』という固定観念に一石を投じ、全ての女性を応援するアパレルブランドの取り組みでした。

参考サイト

ModCloth
http://www.modcloth.com/
PSFK
http://www.psfk.com/2015/02/modcloth-models-employees-swimsuits-sports-illustrated.html