Case: BMW Transformation

ブラジルでBMWのディーラーであるBMW Dalcarが実施したユニークなゲリラマーケティングをご紹介。プロモーションの狙いは、高所得層に向けて「BMW 116i」の価格などを訴え、試乗を促すことでした。

今回の企画は昼時、高級レストランの駐車場にとめられている他社メーカーの自動車がターゲット。オーナーが昼食に行っている間に、ステアリング・ホイールに刻まれているロゴの上に、BMWのステッカーを貼り付けてしまったのです。

昼食から戻ってきたドライバーが運転席に座ると、自分の車が“BMW車”に変わっているように見えます。

そしてステッカーを外すとその裏側には、“You can already feel in a BMW.”(もうBMWを体感できています。)というメッセージと車体や価格が描かれており、ディーラーからのプロモーションだったとわかるという仕掛けでした。

この試みを実施した月は、試乗者数が通常月の平均から34%も増加したそうです。

ドアミラーから手を伸ばしてハンドルにこっそりステッカーを貼り付けるという行為が、日本でやったら“クレームもの”に思えますが、ブラジルでは笑って許されるレベルなのかもしれません。文化や国民性が変わると、プロモーションを考案する前提条件が根本から変わることを改めて感じさせてくれるケースでした。

類似の施策をメルセデス・ベンツがドイツで実施したことがあります。気になる方は下記の記事もご覧ください。
Mercedesの“超”大胆ゲリラマーケティング

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/dm/bmw_dalcar_bmw_transformation