Case: Let Them Freeze!

北海道より北に位置し、冬になると寒波に見舞われるイギリス。ある調査では、毎年25,000人もの人が寒さが原因で命を落としているという、先進国としては信じられないような数字が出ているそうです。

その原因は光熱費の高騰と、住居の断熱性の悪さ。近年ではエネルギー卸売価格の高騰を理由に、電気・ガス料金が軒並み値上がりし、さらに貧困層の多くの家では断熱効果が非常に低く、せっかく暖房を入れても壁や窓からどんどん熱が逃げて行ってしまうのです。

政府はこの問題に取り組むことを以前から約束してきましたが、抜本的な解決策は未だ示されておらず、状況は変わらないまま。

そこで、社会的弱者を支援するグループやNPO法人などが集まって結成した団体・Energy Bill Revolutionは、政府の対応の遅さを痛烈に批判する映像を制作、公開しました。こちらは去年世界中で大ヒットしたディズニー映画「Frozen(邦題:アナと雪の女王)」の劇中歌「Let it go(ありのままで)」のパロディーソングになっています。

キャメロン首相が国会で答弁をしている映像に合わせ、あの有名なメロディーが流れます。

歌詞をざっくり訳すと、こんな感じです。

今夜は吹雪 人々は凍えている
助けようと思えばできるけど、予算ないんだよね
貧困層も、高齢者もみんな耐えてくれ
国民に何と言われようと 自分の家が温かければ、それでオーケー
少しも寒くないよ

最後は「今年の冬には、何千人もの人が命を落とすかもしれません」というテロップが流れて終了。

Energy Bill Revolutionでは、この問題を解決するには家計における光熱費のコストを抑えることが最優先事項であり、早急な対処を行政主導で進めることが必要だとしています。

動画はコチラ

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/online/energy_bills_revolution_politicians_in_frozen_the_musical
Energy Bill Revolution
http://www.energybillrevolution.org/