Case: Disappearing Water Portraits

世界中で起きている人権侵害の実態を広く世界に知らしめ、解決に向けて様々な活動をしている人権団体・Amnesty Internationalが、ドイツで実施したプロモーションをご紹介します。

同団体が今回取り上げたのは、多くの国や地域で公然と、あるいは暗黙のうちに行われている、警察による不当な逮捕と強引な取り調べ。家族にも知らされずに突然拘束された人々は、長期にわたる監禁や拷問を受けるケースもあるといいます。

この問題に対し、アムネスティ・インターナショナルでは『警察による捜査の透明性』を求め、アメリカ人アーティスト・Nicholas Kashain氏の協力のもと人々の関心を高めるためのストリートパフォーマンスを行いました。

Kashain氏は警察による不当な逮捕のために今も行方が分からない人たちの似顔絵を、コンクリートの地面に“水”で描いていきます。当然ながら数分のうちに乾いて消えてしまう訳ですが、これは『容疑を掛けられた被疑者がある日突然いなくなってしまった』ことを表しています。

この『消えゆく似顔絵』という斬新なパフォーマンスのインパクトは大きく、たくさんの人々にとって、この問題について考えるきっかけとなったようです。

国連では『国家機関やそれに準ずる組織が強制的に個人の自由をはく奪する行為』は犯罪であるとして禁止しています。アムネスティ・インターナショナルは、法律に基づいた捜査、透明性のある取り調べを求め、今後も活動していく予定だといいます。

世界各地でアムネスティ・インターナショナルが仕掛けた啓発広告に関心のある方は下記もご覧ください。
アムネスティ・インターナショナルの刺さる啓発広告/プロモーション(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

TREND HUNTER
http://www.trendhunter.com/trends/drawing-in-water