Case: 1 in every 6 seconds

スリランカの糖尿病協会が、“砂糖の過剰摂取がいかに健康に悪影響を及ぼすか”を市民に啓発するために実施したプリント広告。

健康を害する習慣として誰もが知っている、「タバコ(喫煙)」のビジュアルを活かしたクリエイティブがこちらです。

タバコのイメージをよく見ると、フィルターまで含めて砂糖の粒子でできていることがわかります。そしてその下には、「Tobacco is…」「Sugar is…」という“それらがどういった存在か”を表すメッセージが左右比較して明示されています。

まずタバコのメッセージ。

タバコは常習性が高い。あなたはそれがもたらす満足感、それによって心地よくなる習慣が大好きです。あなたはそれを切望します。1日を通してそれを取得する必要があります。それは脳の不可欠な部分を刺激します。それはあなたが知らないうちに血管を縮めていき、心臓発作や脳卒中といった更なる合併症を引き起こします。それは世界中のどこかで、6秒毎に1人の命を奪っているのです。

続いて砂糖のメッセージ。

砂糖は常習性が高い。あなたはそれがもたらす満足感、それによって心地よくなる習慣が大好きです。あなたはそれを切望します。1日を通してそれを必要とします。それは脳の不可欠な部分を刺激します。それはあなたが知らないうちに血管を縮めていき、心臓発作や脳卒中といった更なる合併症を引き起こします。それは世界中のどこかで、6秒毎に1人の命を奪っているのです。

ご覧の通り主語のみが変わるだけで、それ以外の内容は全く同じです。

誰もが健康に悪影響を及ぼす存在だと認識している「タバコ」を引き合いに出して、それと同様「砂糖」の摂取が原因で、6秒毎に1人の命がなくなっている、すなわち「砂糖」の過剰摂取は「タバコ(喫煙)」と同じように“健康にとても悪いもの”というメッセージを表現しています。

メッセージとクリエイティブが見事に合わさった巧みなプリント広告でした。

(via Ads Of The World)