Case: One Rand Man

日本と違い、海外では貯金をするという概念があまりありません。特に南アフリカではその傾向が顕著に表れており、ある調査によると、同国では各家庭における月々の所得のうち、7割以上がクレジットカードなどの返済に充てられているのだそうです。

確かにクレジットカードや電子マネーが普及している近年、現金を持っていなくても不自由することはほとんどありませんが、その反面、カードの利用に慣れてしまうと『お金を使っている』という感覚が麻痺してしまいがち。

そこで南アフリカの金融サービスグループ・Sanlam Ltdでは、人々に『お金の価値や使い方』について改めて考えてもらおうと、あるキャンペーンを打ち出しました。

「One Rand Man」と題したこの企画は、生活にかかる全ての費用を、“1ランド硬貨”で支払いをするという破天荒な内容。挑戦するのはこちらの男性です。

試みはお給料を全て1ランドで受け取るところからスタートします。大きな袋に入って届けられた1ランド硬貨、一体何枚あるのでしょうか…ちなみに1ランドはおよそ10.3円。日本円で言うと、全ての支払いを10円玉でするというイメージですね。

スーパーでの買い物も、ガソリンスタンドでの支払いも、友人とバーに行っても、支払いは全て1ランド硬貨。

初めはこれだけあったお金も、チャレンジが進むにつれてだんだん減っていくのが目に見えて分かります。

このチャレンジ企画は経済紙やテレビの報道番組などで取り上げられ、SNSでも大きな反響を呼びました。そしてたくさんの人が彼の挑戦を見守るとともに、お金の使い方について考えるきっかけとなったのです。

「使った分だけお金は減る。だからお金の使い方には十分注意しましょうね。」そんな当たり前のことを再確認させてくれる、ユニークな企画でした。

動画はコチラ

参考サイト

adeevee
http://www.adeevee.com/2014/10/sanlam-one-rand-man-online/?PageSpeed=noscript