Case: Life Machine

ブラジルの大手テレビ局・SBTは、若者に禁煙を訴求するために一風変わったマシーンを設置し、大きな成果を生むことに成功しました。

ブラジルの喫煙人口は2500万人と言われ、この90%が10代から喫煙をはじめていると言います。おそらく生涯にわたって喫煙をし続けるであろう若者に、人生の限りある貴重な時間を喫煙に費やしてしまっていることを自覚させ、喫煙のために使ってしまっている時間を、何かもっと有益なものに使うことに目を向けてもらえるよう、“Life Machine”と名付けられた一見自販機のようなマシーンを開発し、若者が集まる場所に設置しました。

“Life Machine”には未使用のタバコの投入口があります。

SBTによると、タバコを一本吸うのに約11分かかるといいます。そこで、タバコ一本当たりを11分とし、投入したタバコの本数に応じて、獲得した貴重な時間を算出し、その時間相当の商品と交換することができるというものです。

タバコを10本投入すると、10本×11分で約110分、人生における貴重な時間を獲得したことになります。よって110分あれば観れるであろう映画のチケットが出てきます。

商品は放棄したタバコの本数によっていろいろ用意されていて、タバコ20本ではTシャツと交換することができます。

反応はとても大きく、結果、1,469件のインタラクションがあり、13,995本のタバコが投入され、本来なら喫煙に費やされてしまったでろう153,945分が、より有益なものに使われたといいます。

タバコを止めることに焦点を置くのではなく、タバコの代わりにより魅力的なものを提案することにより、禁煙を訴求するという施策でした。

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参考サイト

Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/sbt_do_bem_life_machine