Case: Bills Only Collection box

例年目標金額を掲げて募金活動を実施しているメキシコの赤十字は、今年の目標額を3億ペソ(約25億円)に設定しました。

“硬貨”の寄付だけでは到底達成することができないこの大きな目標額に到達するために、同団体は“紙幣しか投入することができない募金箱”を制作し、大きな成果をあげています。

メキシコの赤十字が長年使ってきた募金箱は、他でもよく見かける一般的なもの。募金投入口は長方形に切り取られていて、容易に“硬貨”を投入することができるように設計されています。

そして、今回、募金額を増やすために制作されたのが、この募金箱。募金投入口は丸く切り取られており、“硬貨”は入らず、“丸めた紙幣”のみ投入することができるというものです。

募金箱を一新し、紙幣のみを集めることで、より多くの金額を集めようという本施策は、同国大統領も賛同し、多くの国民を招いて募金を呼びかけるイベントが開催されました。この模様は多くのメディアに取り上げられ、赤十字の“紙幣しか受け付けない募金箱”は広く周知されることとなりました。

キャンペーン当初は、“硬貨が入らない”募金箱に戸惑いの表情を浮かべる市民も多かったそうですが、わずが2週間で募金額は例年の2000%に達するなど、かつてない勢いで目標額に向かっているといいます。

非常にシンプルなアイディアで、大きな成果を生むことに成功したキャンペーンでした。

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参考サイト

Creative Criminals
http://creativecriminals.com/red-cross/bills-only-collection-box