Case: Eyes on the road

携帯電話が普及してからというもの、車の運転中に携帯を使用することによって引き起こされる交通事故が急増しています。

大手自動車メーカー・フォルクスワーゲンは、ドライバーにいま一度“ながら運転”の危険性を認識してもらうべく、香港で啓蒙キャンペーンを行いました。

舞台となったのは、とある映画館。お客さんが続々と入り、着席すると、前方のスクリーンに車が森の中の1本道を走行している映像が流れます。

よくある車のCMかと思って見ていると突然、あちらこちらで観客の携帯電話にメール(キャンペーンの主催者サイドが、映画館の中にいる人だけに配信したもの)が着信します。

かばんやポケットから携帯を取り出し、メッセージを確認しようと画面に視線を落とした次の瞬間…

けたたましいブレーキ音とともに、スクリーンの中の車は道をそれ、道路わきの木に激突したのです。

大きく砕け散ったフロントガラスを前に、唖然として静まり返る観客。

その後スクリーンには以下のメッセージが映し出されました。

交通死亡事故の一番の原因は、携帯電話を操作しながらの運転です。運転中は決して前方から目を離さないで下さい。

観客をドライバーに見立て、運転中に携帯電話の操作をするのがいかに危険かということを、驚きの擬似体験をもって人々に再確認させた、秀逸なプロモーションでした。

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動画はコチラ

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/volkswagen_eyes_on_the_road