Case: Instagram provocation

ロシアの携帯電話事業会社「Mobile TeleSystems(MTS)」が、高速データサービスである4Gの運用を開始するにあたり、“その通信の速さ”をアピールするために実施したプロモーション。

まずは国内の女性芸能人や有名ブロガーに依頼し、彼女たちのセクシーショットをインスタグラムに投稿してもらいます。

その際「#hot」「#naked」「#wow」といった、男性フォロワーの妄想を掻き立てるようなハッシュタグをつけて、期待感を煽ります。

ところが、気になった男性がいざこれらの写真を見ようと思ってもアクセスが集中しているのか、いつまでたっても“接続中”の画面から移動せず、お目当てのページにたどり着くことができません。これには「全然つながらないよ!」とユーザーから不満のコメントが続出。

そして2時間後。彼女たちのアカウントには、MTSからのメッセージが表示されました。

「Slow connection is an obstacle for your curiosity. Use 4G internet by Mobile TeleSystems(=通信速度が遅くては、見たいものも見られないでしょう?Mobile TeleSystemsの4G回線を使ってくださいね。)」

実は先ほどの“接続中”の画面、実際には回線が込み合っていたわけではなく、ユーザーに“インターネットの回線速度が遅いことからくるイライラ”を体感してもらうために作られたフェイクページだったのでした。

この施策を通して、およそ160万人ものユーザーにリーチすることができたそうです。男性なら誰しもが持っている、“見たい願望”を巧みに利用し、あえてユーザーに不満を募らせ、イライラさせることにより、(ネタ晴らしの際にその反動で)メッセージを腹落ちさせようとしたキャンペーンでした。

Instagramを活用した施策に関心のある方は下記もご覧ください。
世界のInstagramを活用したプロモーション(まとめ)

動画はコチラ

#MOBILE TELESYSTEMS – #SEXY #OILED #MYSELF #SIX #HOT … from Alexey Starodubov on Vimeo.

参考サイト

Creative Criminals
http://creativecriminals.com/mobile-telesystems/instagram-provocation