Case: Oh deer

自動車の安定走行をサポートし、事故を未然に防ぐための技術「運転支援システム」。 車に搭載したカメラやセンサーが障害物を検知してドライバーに知らせたり、自動でブレーキを作動して衝突を回避するなど、各メーカーがその開発に力を注いでいます。

ドイツの自動車メーカー・アウディは、“障害物を見落とした場合の危険性”と、それに対応するアウディの安全技術「pre-sense plus」を、ユニークな手法でPRしました。

プロモーションが展開されたのはドイツの国際空港。搭乗口への通路の上部に大きな内照式の看板を設置し、乗客の視線を引き付けます。

この看板には仕掛けが施されており、一定以上離れた距離からは「You’re driving. It is dark. Suddenly;(あなたは暗い道を運転しています。すると突然;)」というメッセージが読み取れますが、徐々に近づいていくと…

「A Deer!(鹿だ!)」という文字が浮き上がって見えるのです。

これは私たちの目に備わっている“ピントを調節する機能”を利用したもので、看板に近づくまで「A Deer!」の文字が見えない、すなわち“運転時に障害物に気づかず、かなり接近してしまった状況”を表しています。

さらに、「万が一の場合でも『pre-sense plus』を搭載したアウディの車は瞬時に衝突のリスクを軽減してくれますよ」ということをコミュニケートしているのです。

車の性能を実感してもらうには、試乗が一番の方法ではありますが、それでは限られた人にしかアプローチすることができませんね。

まるでトリックアートのような看板のユニークさに加え、多くの人が行き交い、さらに海外旅行をするような購買力に優れた客層が多い場所である『空港』をプロモーションの場として選んだ点も非常にクレバーだと思いました。

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動画はコチラ

参考サイト

Creative Criminals
http://creativecriminals.com/audi/oh-deer