Case: Blank Pages

言わずと知れたアメリカを代表する日刊紙、The New York Times。一般的に知識層が購読する権威ある新聞といわれています。

先週水曜日、同紙の見開き2ページに“ほぼ”白紙のページが現れて話題となりました。

ご覧の通り、上部のロゴとともに、2ページ目の下部に“wordsarelife.com”(≒活字は人生)というURLだけが小さく記されています。

勿論、印刷ミスというわけではなく、れっきとした広告ページ。
広告を出稿したのは来月公開予定の「The Book Thief」という映画です。

この映画が、“文字の無い世界”を描く物語ということで、文字で埋め尽くされたニューヨーク・タイムズの紙面から文字をすべて取り除くことで、映画の内容を強調してアピールすることを狙った仕掛けだといいます。広告のテーマは、“Imagine a world without words”というものでした。

なお、wordsarelife.comを開くと、「The Book Thief」の特設サイトにアクセスできるようになっています。

活字に慣れ親しんだニューヨーク・タイムズの読者にとって、突然の“ほぼ”白紙のページの出現は、大きな驚きだったことが推測されます。それに比例して、URLをタイプしてみた読者も通常の広告に比べて格段に多かったのではないでしょうか。

メディア特性を最大限に活かした、素敵な広告表現でした。

ユニークな『新聞広告』に関心のある方は下記記事もご覧ください。

思わず目を奪われる!世界のユーモアあふれる新聞広告10選

参考サイト

AdFreak
http://www.adweek.com/adfreak/two-almost-entirely-blank-pages-todays-new-york-times-are-ad-movie-153336