Case: Homeward Bound

グーグルが提供するサービスのひとつである「Google Earth(グーグルアース)」。世界中の衛星・航空写真を閲覧できる、いわば“バーチャル地球儀”です。地名や建物の名前などを入力すると、地球上のどんな場所へもひとっとび、詳細な地図が表示されます。

そのGoogle Earthを利用して、25年以上も離れ離れになっていた家族との奇跡的な再会を果たした男性の、感動の実話をご紹介します。

インドで生まれ育ったSaroo Brierleyさんは5歳の時、乘っていた電車で家族とはぐれてしまいました。わずか5歳の子供に帰り道や住所がわかるはずもなく、孤児となったSarooさんはオーストラリア人家族に引き取られ、インドを離れます。

そして25年の歳月が流れました。

新しい両親のもと幸せに育ったSarooさんですが、インドに住む家族のことは片時も忘れませんでした。記憶にあるのは生まれ育った家と近所の風景、そして母親との断片的な思い出。それだけの手がかりで故郷の場所を特定するのは到底不可能に思われました。

しかしSarooさんはあきらめませんでした。Google Earthを利用し、膨大な時間を費やして航空写真を見ていくうちに、幼いころの記憶と一致する場所をついに見つけたのです。

すぐに飛行機に飛び乗って故郷に向かいます。幼い頃の記憶を必死に手繰り寄せて生まれ育った家を見つけ、最愛の母親との再会を果たしたのです。

Google Earthには「Google ストリートビュー」というサービスが組み込まれており、家の外観や表札、車のナンバープレートさえも読み取れるほどの解像度の画像を提供しているため、プライバシーの侵害にあたる、という物議を醸しています。

しかしこのSarooさんのケースのように、Google Earthが提供する詳細な情報によって、奇跡と言っても過言ではない再会が実現したのも事実。

便利さと、プライバシー。意見の分かれる難しい問題ではありますが、その議論は少しだけ横に置いて、Sarooさんの感動的な物語をぜひご覧ください。

動画はコチラ

参考サイト

ADWEEK
http://www.adweek.com/adfreak/google-earths-incredible-ad-about-little-boy-lost-will-make-you-cry-and-then-smile-153168