Case: Overstay Checkout

ホテルに宿泊する際、チェックアウトの時間が午前10時か11時に設定されている場合がほとんど。せっかくのんびり休暇を楽しんでいるのに、時間に追われてそそくさと荷造りをしてホテルを後にする…そんな経験をしたことはありませんか?

次の予約が入っていようといまいと、チェックアウトの時間は守らなければならない、というホテル業界における常識に疑問を投げかけ、斬新なサービスの提供を始めたのが、オーストラリアにある「アート・シリーズ・ホテル・グループ」です。

同ホテルは「オーバーステイ・チェックアウト」というシステムを考案・導入しました。宿泊客は、次のゲストがチェックインする時間まで滞在を延長することができるというものです。しかも延長しても一切追加料金がかからない、というところがこのサービスの最大のポイント。

下記のキャプチャ画像は「オーバーステイ・チェックアウト」を利用し続ける男性の髪や髭が長期滞在の間にどんどん伸びてしまっている、つまり“次の予約が入るまではどれだけ長く滞在してもいいですよ”というメッセージのようです。

さすがにここまで長期にわたり宿泊する人はいないでしょうが、実際にはこのサービスを利用して1週間滞在した人がいるそうです。

もちろんホテル側にもメリットがあります。閑散期の空室を減らすことができたことに加え、オーバーステイした顧客が利用したルームサービスの売り上げがアップし、大きな利益につながったのです。

このキャンペーンを始めてからわずか4週間の間に1550部屋もの予約が入り、1000部屋分もの空室を減らすことに成功しました。さらに世界中のメディアに取り上げられ、その宣伝効果は150万ドル相当になったといいます。

アイディア自体はシンプルですが、これまでになかった斬新な試み。
オーストラリアに行かれる際には宿泊してみてはいかがでしょうか。うまくいけば低予算で長期滞在できるかもしれませんね。

動画はコチラ

参考サイト

Buzzilla’s Blog
http://www.buzzillablog.com/2013/08/overstay-checkout.html