Case:A strong dish

世界的な人権保護団体・アムネスティインターナショナルによる、プエルトリコでの死刑制度廃止を訴える広告です。

プエルトリコでは1929年に死刑制度が廃止されていますが、アメリカ国内で誤認逮捕された5人の無実のプエルトリコ人の死刑が執行されたことを受け、あらためて“死刑反対への世論を高めよう”という目的のもとに制作されました。

広告が展開されたのは、意外にもフードコート。フードコートで食事をする際にトレーの上に敷いてあるシートには“ステーキ、目玉焼き、パンなどが盛られたお皿の写真”が印刷されています。
下記キャプチャは本物のように見えますが、あくまでも印刷されたものです。

この写真の下には、「人生で最後の食事には何を食べますか?」、「この食事は無罪と推定されるLEO JONESさんが、1998年の死刑執行前に最後に食べた食事です」というメッセージが記されています。

アムネスティインターナショナルによると、この広告はFacebookなどのソーシャルメディアやテレビ報道を含めた多岐にわたるメディアに取り上げられました。

その結果、死刑制度撤廃に向けた署名活動の目標人数をわずか2週間で達成したといいます。さらに2013年4月10日の新聞では、“市民の57%が死刑制度に反対の立場をとっている”との記事も出たそうです。

「もしも自分だったら・・・」、その問いかけに対する答えが、世論を動かしたのかもしれませんね。

世界各地でアムネスティ・インターナショナルが仕掛けた啓発広告に関心のある方は下記もご覧ください。

アムネスティ・インターナショナルの刺さる啓発広告/プロモーション(まとめ)

参考サイト

Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/amnesty_international_a_strong_dish