Case: All for Bear

環境保護団体WWFが手掛けた、絶滅の危機に瀕する北極のシロクマを支援するためのプロジェクト。

プロモーション背景

近年シロクマが生息する北極地域の氷は急速に溶けており、約25,000頭生息していると言われるシロクマは絶滅の危機に直面しています。地球温暖化や気候変動、それによる居住域や餌の減少だけでなく、北極地域における密猟や汚染などによってもシロクマの生態が脅かされているといいます。

施策内容

WWFは支援活動のための資金を調達するために、特設Webサイト「All for bear」を制作。サイトにはバーチャルの北極地域が設けられ、海に囲まれたホッキョクグマの生息地が描かれています。

ユーザーが青い海のエリアを“クリックする”たびに、自分の名前が表示されたシロクマとそのクマの居住域となる氷が新たに作成されます。

同時に、“Pay-With-A-Tweet”というコンセプトに基づいて、ソーシャルメディアを通じて友人・知人にこの問題を知らせることを促します。

バーチャル世界のシロクマたちに、「ユーザー自身の手(クリック)でより広い居住地域を提供する」というアクションを通じて、問題への興味喚起を図ろうという企画です。

主要オンラインメディアとロシアのLiveJournalコミュニティが無償でこのプロジェクトを支援し、ロシアの屋外メディアも無料広告スペースを提供してくれたといいます。

結果

この取り組みは、600万人以上の人々がソーシャルメディアを通じてプロジェクトにかかわったといいます。
そして、キャンペーンのPR効果は広告換算で100万ドル相当に上りました。

世界各地でWWFが仕掛けた広告に関心のある方は下記もご覧ください。

WWFの“刺さる”広告/プロモーション(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

Ads of the World
http://adsoftheworld.com/media/online/wwf_all_for_bear