Case: We make a dreams come cake

ポルトガルの首都リスボンにある小さなケーキショップ・Oficina do Açúcarが仕掛けた斬新なプロモーション。

同店が取り扱うケーキは、お客さんのオーダーを受けてから作る“デザインケーキ”。同店はこの分野において、“世界一になること”・“世界で一番の注目を集めること”を目指して、『あなたの夢を叶えるケーキ』という大胆なプロジェクトを発動します。

目をつけたのは、ポルトガル出身で“世界で2番目に素晴らしい”サッカー選手として知られるクリスティアーノ・ロナウド。サッカー選手にとっての最高の賞であるバロンドール賞を3年連続でライバルのメッシ選手に取られている現状にあり、“ロナウドは2番目”というイメージが半ば定着しています。

そんな世界でも大きな注目を集めるロナウド選手に“世界一を目指す同志”として、彼の夢だと思われる“世界一のサッカー選手”という称号に相応しい「夢を叶えるケーキ」をプレゼントすることを企画。

ロナウド選手が“世界一のサッカー選手”の称号を得ることは、すなわち“次回のバロンドール賞を受賞すること”と同義であると考えた同店は、彼の「夢を叶えるケーキ」として、“バロンドール賞のトロフィー”を模したデザインケーキをプレゼントすることにしました。

このケーキと、さらには『We make a dreams come cake』と書いた横断幕を持参して、移動中のロナウド選手に突撃プレゼントを図ります。

見事プレゼントすることに成功し、ケーキと一緒に記念写真を撮影してもらうことにも成功したといいます。

この試みはTV番組や国内の全国紙にとどまらず、米ニューヨークタイムズにも大きく報道されました。

これらのパブリシティの結果、Facebookのリーチは3400%にも膨れ上がったといいます。国内だけでなく、アジアやアメリカにもクチコミが広がりました。

多数のPR効果により、ロシアなどからフランチャイズの問い合わせまであったそうです。

物凄く大胆なPR企画です。
自分たちのショップに“ニュース価値”は乏しくても、“ニュース価値”の高いものを巻き込むアイディアと、それを具現化する実行力で爆発的なパブリシティの獲得に繋がった事例ですね。

動画はコチラ

参考サイト

Creative Criminals
http://creativecriminals.com/online/oficina-do-acucar-cristiano-ronaldo/