Case:The Lost Choir – Mad World

世界各国の恵まれない子供たちを支援する団体「International Children’s Fund」による、11月20日「世界こどもの日(Universal Children’s Day)」に絡めたアンビエントプロモーション。

プロモーションの狙い

現在世界中で飢餓や栄養失調、ワクチンの欠乏など、様々な理由により、“3秒に1人のスピードで子供が死亡している”という悲しい事実を市民に訴え、寄付を募ることが狙い。

施策内容

ドイツの少年合唱団「Wuppertaler Kurrende」が市民向けにコーラスを開催。

美しい歌声を披露してくれますが、歌が経過するごとに少年たちは一人ずつ退席していきます。
彼らが退場する時間間隔は、『3秒に1人』。


“3秒に1人のスピードで子供が死亡している”という事実を、コーラスの最中にまさに目に見える形で表現するという企画。

最後には、唯一残った少年がもはやコーラスではなく独唱となり、「Mad world」(おかしな世界)と歌いあげた後で、「世界では3秒に1人のスピードで僕たちのような子供が亡くなっています。あなたの寄付がそんな子供たちを救います。サイトにアクセスして寄付をお願いします」と訴え、会場に来ていた市民に当企画のネタバラシを行い、フィナーレをむかえます。

International Children’s Fundへの寄付は同団体のサイトから行うか、iTunesで今回のコーラスで歌われていた曲(Mad world)を購入することで行われるそうです。

「サプライズ」・「意外性」という要素を巧みに活かした、市民の琴線を強く揺さぶるPR企画。
ターゲットにメッセージを腹落ちさせてアクションまで起させるためには、時には言葉以上に表現方法が重要であることを改めて認識させてくれるケースでした。

動画はコチラ

参考サイト

・Creative Criminals
http://creativecriminals.com/ambient/international-children%E2%80%99s-fund-lost-choir/