Case:Twitter debate

企業のTwitterアカウントを運営するにあたって、『フォロワーに継続的に興味をもってツイートを見てもらい』、加えて『更なる新規のフォロワーを獲得するため』に、“日々どんな内容をツイートしたらよいか”頭を悩ませている担当者も多いかと思います。

本日はそんなTwitterの運営担当者にとって、ほんの少し参考になるかもしれない事例を紹介します。

日本でも話題になったCMでお馴染みの男性用コロンブランド「オールドスパイス」と、タコスチェーン大手の「タコベル」が協働で手掛けたTwitter上での取組。

突如オールドスパイスのTwitterアカウントから、タコベルをディスっているかのように思えるツイートを行い、それに対してタコベルがツイートで応酬。さらにオールドスパイスがそれに対抗するという簡単なやり取り。

 From オールドスパイス
“Why is it that ‘fire sauce’ isn’t made with any real fire? Seems like false advertising.”
(〔タコベルってさぁ~〕本物の火で作ってないのに、何で‘ファイアーソース’って言うんだ? なんつーか、それって誇大広告みたいだな。)

  From タコベル
“@OldSpice: Is your deodorant made with really old spices?”
(やい!お前んとこのほうこそ、本物の‘古いスパイス’で出来てんのかよ?)

 From オールドスパイス
“@TacoBell: Depends. Do you consider volcanos, tanks and freedom to be spices?”
(もちろんさ! お前は火山や戦車や自由がうちのスパイスになるとでも思ってんのか。)

このやり取り文自体の『面白さ』は日本人の私にはちょっと理解しがたいですが、外国の人たちにとっては少なからずウケているようです。

というのも、それぞれのアカウントでの通常1ツイートあたりのRT数は平均数十件程度ですが、今回のやり取りではオールドスパイスのツイート(1回目)に対するRTが最終的に581件、タコベルのツイートのRTが806件を越えているようで、通常時に比べそこそこ広がっています。※上記キャプチャのRT数は最新版の数字ではありません。

一番の肝は、始めのツイートでフォロワー達に「何かよくわかんないけど、いきなりオールドスパイスがタコベルをディスりだしたぞ」と思わせ、興味を惹きつけたことでしょうか。

ちょっとした話題作りというだけでなく、このやり取りを通じて、オールドスパイス、タコベルの双方が所持するフォロワーを一部共有するということに繋がりそうな仕掛けだと思いました。

一般的なブランド同士のコラボは、手間と時間が物凄くかかるので安易な取り組みはできませんが、こういったやり方なら(巧みなツイート文を考えるのは大変でしょうが)少し簡単に取り組めるかもしれませんね。
面白いアプローチでした。

参考サイト

・AdFreak
http://www.adweek.com/adfreak/taco-bell-and-old-spice-mix-it-twitter-141842