Case:Virtual Shoe Fitting

皆さんは、昨年のカンヌ広告祭メディア部門でグランプリを獲得した、『地下鉄構内にバーチャルストアを作り大成功をおさめた韓国スーパーマーケット』のプロモーション事例を覚えていますか?

本日は、あのユニークな企画を更に一歩進めたドイツの靴販売チェーン「Goertz」が駅構内に設置した新しい形の“バーチャルストア”を紹介します。

今回の“バーチャルストア”のユニークなコンセプトの1つ目は、売り物が靴ということで、試着ができるという点です。

同社はARとKinect技術を使った“Virtual Shoe Fitting”システムを開発して駅構内に設置。
3つのKinectセンサーにより、ユーザーがタッチパネルで靴の種類やサイズを選ぶだけで、そこに立つ人の足の形やサイズを認識して、前面のディスプレイに映るユーザーの足下に靴を合成するというシステムです。


普通の靴の試着とは違って、面倒な靴ひもの結びほどきや、別のサイズを取り寄せたりに時間をかける必要がなく、次から次へと様々な靴を自分に合うかどうか試着していくことができます。


この“バーチャルストア”のもう一つユニークな点は、バーチャルシューズを身につけて自動撮影された写真をFacebookで共有して友達に見せることもできます。

もちろんタッチパネルに表示されるQRコードをスキャンすることでその靴を注文することもできます。
翌日には自宅に届けられるそうなので便利ですよね。

同社ではこのシステムについて、ディスプレイさえあれば靴店でなくてもどこでも試着室兼ストアになるということで、「世界最大の(AR)靴屋」と呼んでいます。

「靴なんて履き心地が分かんなきゃ意味ないじゃん!」って思われる方もいるかもしれませんが、ザッポスさんなんかがいい例で、現在はネットでも靴がバンバン売れる時代。

今回の『バーチャル試着室』は、そんな「靴をネットで購入する商習慣」と「お店で現物を実際に履いて購入する商習慣」の丁度中間にあたるような位置づけで、新しい靴販売の商習慣になる可能性を秘めているのではないかとも感じました。

スタッフが居なくても、大量の在庫が現場に無くても大丈夫というシステム、面白くて合理的な発想ですよね。

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世界のQRコード広告/プロモーション(まとめ)

動画はコチラ

参考サイト

・Adverblog
http://www.adverblog.com/2012/06/03/outdoor-media-becomes-a-shoe-store/