Case:print-to-pin

幅広い海外のデザインを提案している人気のインテリア洋雑誌「House Beautiful」が6月号から新しく始めるPinterestとの連携機能、『Print-to-Pin』をご紹介します。

今回の取り組みを支える技術は、デジタル透かし機能を利用して画像に著作権情報を追加する機能などを有する「Digimarc社」が開発したもので、まず読者は「House Beautiful」(または「Digimarc社」)のアプリをダウンロードする必要があります。
(ここら辺の読者向けの使用方法は本誌の目次付近に解説されています)

『Print-to-Pin』の機能を簡単に説明すると、読者が同誌を見ていて『この写真ステキ!』と思ったモノをスマートフォンのアプリを通じて、自身のPinterestボードにダイレクトにPinができるという機能です。

6月号では「今月のキッチン特集」のページにPinterest専用読み取りコードが印刷されています。

読者がスマートフォンのアプリを起動してコードを読み取ると、

特集内の全ての家具が、各パーツごとに分類されて綺麗なサムネイル画像として表示されます。

読者はこの中からお気に入りの家具画像を選んで自身のPinterestボードにPinできるという仕様になっています。

この新しい取り組みに対して同誌の編集長は、
『House Beautifulの読者が既に自分で誌面を写真にとって、PinterestにPinしているのは知っていた。今回の取り組みは、読者とのエンゲージメントをより強固なものにする大きな前進であると考えている』と語っています。

わずか2ページに掲載された家具10数点の画像がPinterestを通じて、インテリアに興味関心の高い層に継続的に広まり、リーチする可能性にも期待しているようです。

インテリア雑誌だけじゃなく、旅行雑誌やファッション雑誌、グルメ雑誌なんかでもこのようなPinterestとの連携が増えてきそうな予感がします。
他のメディアに押されっぱなしでドンドン発行部数が減っている雑誌メディアですが、テクノロジーを駆使して「コアな読者との深い繋がりを醸成しようとする」今回のような取り組みは一つの活路になるのではないか、という気がしました。

Pinterestを活用した取り組み、プロモーション事例に関心のある方は下記もご覧ください。

*Pinterestで“コーポレートサイト”を制作した世界初の広告代理店(2012年 / オーストラリア)
*ホンダのPinterestキャンペーン “Pinterestからちょっと離れて、外で楽しもうよ!”(2012年 / USA)
*イギリスの航空会社によるPinterestを活用した実験的プロモーション(2012年 / イギリス)
*今のところ最も成功したPinterestキャンペーン(2012年 / イスラエル)
*米ファッションブランドによるPinterestを活用したコンテスト型キャンペーン(2012年 / USA)

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参考サイト