Case:Invisible

皆さんは、環境への負荷が全くない自動車のプロモーションをするとしたらどのような企画を思いつきますか?

本日はメルセデスの燃料電池乗用車「F-Cell」の水素エンジンが、排出ガス0.0%で『自然環境への負荷が全くないという事実』を市民にわかりやすくコミュニケートする為に実施したアンビエント広告を紹介します。

プロモーションの方向性

「自然環境を破壊しない、環境の邪魔を一切しない」、すなわち、「自然環境と同化するから目に見えない」をテーマにインビジブルカー(目に見えない自動車)を企画。

施策内容

メルセデスは「F-Cell」をインビジブルカーにするために、はじめに車体側面にLEDシートを貼り付けました。

次に、車体側面にカメラを装着して、撮影した映像をリアルタイムで側面に付着したLEDシートに投影するという仕掛けを施します。

この際、カメラが撮影している側面とは反対側面に貼り付けたLEDシートに撮影した映像を投影するようにしたため、自動車の車体が透けてその反対側が見えるという仕様になっています。

そしてこのインビジブルカーをドイツの街中で走らせました。

市民の皆さんは、驚きと笑顔とともに興味津々に車を見つめています。

自動車が駐車中に車体の前でおどける人の姿も。
鏡ではないので自分自身ではこの様子は見えないのですが…

このインビジブルカーは一週間かけてドイツ主要都市を横断したそうです。車体側面のLEDに「排出ガス0.0%で自然環境に同化しています」というメッセージも夜間映し出しました。

メッセージが消えた瞬間、夜間は特に車体が透明になっているように見えますよね。

企画と実行力の両方に感心しました。楽しく伝わりそうです。

動画はコチラ

参考サイト

・Ads Of The World
http://adsoftheworld.com/media/ambient/mercedes_invisible